「さっきまで普通にお湯が出ていたのに、急にぬるい…」「シャワーが冷たくなってしまった…」
そんな“お湯が出ない”トラブルは、エコキュートユーザーの中でも特に多いお悩みです。
この記事では、Repair-zが全国対応の現場経験からまとめた「お湯が出ない原因と対処法」を、家庭でできるチェックポイントとあわせて分かりやすく解説します。
焦らずに順番に確認していけば、多くの場合は原因を特定しやすくなります。
まず最初に確認すべきこと
お湯が出ないトラブルは、実は「お湯が出ない範囲」を確認するだけで半分近く原因がわかります。
● 家中すべてのお湯が出ない（キッチン・洗面・お風呂など）
→ 本体側や電源・基板トラブルの可能性が高いです。
● 一部だけお湯が出ない（お風呂だけ・キッチンだけ）
→ 混合水栓や配管の部分的な詰まりの可能性があります。
● 水は出るけどお湯にならない
→ エコキュートの貯湯タンクや制御系の問題の可能性が高いです。
● 水も出ない
→ 水道元栓・止水栓の閉塞、断水なども疑いましょう。
まずは「どこで」「どのように」お湯が出なくなったのかを落ち着いてチェックしましょう。
よくある原因① 貯湯タンクのお湯切れ（湯切れ）
エコキュートは深夜電力を利用してタンク内にお湯をためる仕組みです。
使用量が想定より多いと、タンク内のお湯が切れて“水しか出ない”状態になります。
特に冬場や来客時など、連続してお湯を使った日は湯切れしやすくなります。
対処法としては、まずしばらくお湯を使うのを控えてください。
沸き上げ運転が再開されると、数時間後にはお湯が復活します。
設定温度や「自動沸き上げモード」がOFFになっていないかも確認しましょう。
よくある原因② 給水ストレーナの詰まり・止水栓の閉塞
長年使っていると、水道水に含まれるゴミや砂、サビがストレーナ（フィルター）に詰まることがあります。
この場合、エコキュート本体へ十分な水が送られず、お湯を作ることができません。
フィルター部分を掃除することで改善するケースもあります。
また、工事や地震などで止水栓が閉じたままになっている場合もあるため、しっかり開いているか確認しましょう。
よくある原因③ 混合水栓・シャワーヘッド側の不具合
「お風呂だけ」「洗面だけ」など一部だけお湯が出ないときは、混合栓のカートリッジ（温度調整部品）が壊れていることがあります。
これは経年劣化で起きることが多く、エコキュート本体ではなく蛇口側の問題です。
この場合は、混合栓の交換で解決することがほとんどです。
シャワーヘッドの詰まりやホース内のエア噛みが原因の場合もあります。
よくある原因④ 配管の詰まり・異物混入
給湯配管の中にスケール（カルシウムなどの固形物）やサビが蓄積して、お湯が通りにくくなっているケースもあります。
特に古い住宅や長年使用している設備で多く見られます。
配管洗浄を業者に依頼すれば改善できることもありますが、無理に分解すると逆に詰まりを悪化させる可能性もあるため注意が必要です。
よくある原因⑤ リモコンのエラー表示・制御基板の異常
リモコンにエラーコードが表示されていないかチェックしてみましょう。
「H○○」「E○○」のようなコードが出ている場合は、内部制御がエラーを検知しています。
代表的な原因としては以下があります。
・給湯温度センサーの故障
・制御基板やリレー基板の不具合
・ヒートポンプの異常
・漏電やブレーカーのトラブル
エラーコードはメーカーによって異なりますので、取扱説明書で確認し、それでも不明な場合はRepair-zのスタッフに伝えればすぐに特定できます。
よくある原因⑥ 配管の凍結（冬季トラブル）
特に冬の朝、「突然お湯が出ない」という問い合わせが急増します。
多くは配管や給水口の凍結によるものです。
外気温がマイナス近くになると、タンクやヒートポンプの下部配管が凍結してお湯が通らなくなります。
凍結している部分に熱湯をかけるのはNGです。急激な温度差で配管が破裂する危険があります。
タオルを巻いて「ぬるま湯」をかけ、時間をかけて解凍するようにしましょう。
また、冬前に断熱材を巻き直す、風が直接当たらない位置に設置するなど、予防も大切です。
緊急対応が必要なケース
・タンクから水漏れしている
・本体が異音を立てて動かない
・リモコンが完全に消灯している
・焦げ臭い・電気系の異常がある
こうした場合は自力での対処は危険です。
無理に操作せず、まずブレーカーを落として電源を遮断し、すぐに専門業者へ連絡しましょう。
Repair-zでは、最短30分での駆けつけにも対応しています。
夜間や休日でも「お湯が出ない」緊急トラブルに対応できる体制を整えています。
修理と交換、どちらを選ぶべき？
エコキュートの寿命はおよそ10～15年。
使用年数が浅く、特定の部品だけ故障している場合は修理で十分対応可能です。
しかし、10年以上経過している場合は他の部品も劣化しているため、交換を検討したほうが長期的には安心です。
修理費用は軽度なもので1〜3万円程度、制御基板やヒートポンプの交換など大掛かりなものは10万円以上かかることもあります。
一方で本体交換の場合は40〜60万円前後が一般的な相場です。
Repair-zでは「修理か交換か迷っている」というお客様にも、現地で診断のうえ、最適な提案をいたします。
必要以上の交換をすすめることは一切ありません。
故障を防ぐためのメンテナンス
エコキュートは定期的なお手入れで寿命が大きく変わります。
・ストレーナ（フィルター）の清掃を3〜6ヶ月に一度
・冬は配管保温材をしっかり固定
・リモコン設定を適切に管理（高温設定のまま放置しない）
・異音や異臭を感じたら早めに点検依頼
これだけでもトラブルの発生率を大幅に減らせます。
それでも直らないときはRepair-zへ！
自分でできるチェックをすべて試しても改善しない場合、内部の電装系や圧力系統の不具合が疑われます。
こうなると個人では対応が難しく、放置すると故障が進行してしまうことも。
Repair-zなら全国対応で、最寄りの技術スタッフが最短30分で駆けつけ。
「お湯が出ない」という緊急トラブルにも即日で対応可能です。
問い合わせの際は、以下をメモしておくとスムーズです。
・お湯が出ない箇所（台所・浴室など）
・リモコンのエラーコード
・メーカー名・型番
・使用年数・設置場所
無料の見積もりも受け付けていますので、無理に我慢せず、まずは気軽にご相談ください。
Repair-zが、あなたの“お湯のある日常”を一日でも早く取り戻します。
まとめ
エコキュートでお湯が出ないときは、
「タンクの湯切れ」「ストレーナの詰まり」「凍結」「電装系トラブル」など原因はさまざまです。
焦らずに一つずつ確認し、必要に応じてプロに相談するのが最も安全です。
Repair-zでは、全国どこでも最短即日で対応し、メーカーを問わず修理可能。
「もうお風呂に入れない…」そんな夜でも、私たちがすぐ駆けつけます。
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あなたの安心と快適な暮らしを、全力でサポートします。
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