
「今朝エアコンのリモコンを押しても、まったく電源が入らなくなってしまって…。先週までは普通に使えてたのに、急に反応しなくなりました。バタバタで忙しいのに、暑さで寝苦しくて困ってます…。Repair-zさん、すぐ見に来ていただけますか?」

「エアコンの電源が入らないとなると、この季節は相当お困りですね。すぐにスケジュールを調整し、当日中に現場へ伺います。まずはリモコンやブレーカーなど、周辺も含めて細かく点検し、原因を特定して解決いたしますのでご安心ください!」
1. エアコンの電源がつかない…!実は“冷えない”以前の大問題
夏場や冬場、エアコンはライフラインに近い必需品。そんなエアコンが突然「電源すら入らない」状態に陥ると、涼しさも暖かさも得られず、大きなストレスになりますよね。リモコン操作をしても全く動き出さない、ランプも点灯しない、室外機のファンも回らない――。
エアコントラブルと聞くと「冷えない・効かない」が真っ先に思い浮かびますが、そもそも電源が入らないというのは一段と深刻です。今回は、実際に「Repair-z」に寄せられたご相談から「エアコンの電源が入らない」トラブルの実例を取り上げ、その原因や対応策、修理の流れを詳しく解説します。
この記事では、以下のポイントを中心にお伝えします:
- どんな原因が多いのか?
- 実際の調査・修理の手順
- 費用や時間の目安
- 予防・再発防止のポイント
「リモコンを押しても無反応」「本体スイッチを押しても動かない」という状況にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください❗️
2. エアコンの電源が入らない主な原因リスト
まずは「エアコン本体の電源が入らない」ときに考えられる代表的な原因を、Repair-zのデータや検索上位の情報をもとにまとめてみます。
- リモコンの電池切れ・故障
- 最も初歩的ながら意外と多いパターン
- 電池を交換しても反応しない場合、リモコン自体の故障もあり得る
- コンセントや配線の問題
- エアコン用のコンセントが抜けている、あるいは焼け焦げている
- 配線の断線、内部ショートなどで通電できない
- ブレーカーが落ちている・漏電ブレーカー作動
- うっかりブレーカーを落としたままになっている
- エアコン内部で漏電が起き、漏電ブレーカーが反応している
- 基板や内部パーツの故障
- メイン基板が壊れて、電源が入らない
- コンプレッサーやファンモーターがショートを起こしている
- 室外機の不具合
- 室外機と室内機の間の通信が途絶え、起動できない
- 室外機内の基板やリレーの故障
- リモコン受光部(室内機側)のトラブル
- リモコンは正常でも、受信部が壊れていて信号を拾わない
- 本体のON/OFFスイッチを試しても反応しない場合は他の故障が濃厚
R様は「リモコンの電池を交換しても全然つかないし、ブレーカーも上がっているはず」と話しており、原因はリモコンの単純な問題ではなさそうでした。実際にはどんなことが隠れていたのでしょうか?
3. R様宅のケース:現地調査から判明したこと
3-1. まずはリモコンとコンセントをチェック
Repair-zのスタッフが到着後、最初に行ったのはリモコン動作の確認とコンセント・ブレーカーのチェックです。すると、確かにリモコンは新しい電池を入れてもまったく反応なし。ただし、別のリモコン(同機種の互換)を持ち込んで試してみても、やはり室内機が反応しません。
さらに室内機のコンセントを確認すると、しっかり奥まで差し込まれており、目立った焼け焦げやグラつきはなし。ブレーカーも通常通り入っていて落ちている様子もありませんでした。
3-2. 室内機カバーを開け、応急運転ボタンを試す
多くのエアコンには、リモコンが使えないとき用の応急運転ボタンが室内機に備わっています。スタッフはこのボタンを押してみるも、全く動作しない…。つまり、エアコン本体への通電が十分でないか、本体内部の起動制御が故障している可能性が濃厚になりました。
3-3. 基板や配線を分解調査
スタッフは室内機のカバーを外し、基板や配線をチェック。すると、一部の配線が焦げたように変色している部分を発見。また、基板のリレー付近に焦げ臭い痕跡がありました。「どうやら基板周りでショートか焼損が起きているようですね…」との判断で、さらなる詳しい調査へ。
3-4. 原因は“高負荷による基板の焼損”
後の精密調査で、コンプレッサー起動時に大きな電流が流れすぎたことが一因で、メイン基板の一部が焼き切れていた可能性が高いとわかりました。
- エアコンの能力に対してブレーカー容量がギリギリ
- 夏場にフル稼働で使い続けた
- 過熱状態が続いて基板が徐々にダメージ
こうした要素が重なって、ある日突然電源が入らなくなったと推測されます。R様は「確かにずっとフルパワーで冷房を使ってました…」と驚きと納得が混ざった表情でした。
4. 修理・交換の流れ:基板焼損への対処
4-1. 部品の調達と見積もり提案
今回のように基板そのものが故障している場合、修理の方向性は大きく2つ。
- 基板を新品(純正部品)に交換
- リビルド(再生品)基板を使用
メーカー純正基板がまだ流通していれば、それを取り寄せて交換するのが一般的。一方、年式が古く純正がない場合はリビルド品を探して対応することも。R様のエアコンは購入6年ほどで、純正基板が在庫ありだったため、新品交換で対応が可能でした。スタッフが見積もりを提示し、修理費は約5万円ほどになると説明。
4-2. 室外機側も念入りにチェック
基板交換の前に、室外機側のコンプレッサーやファンに異常がないかテスターで通電テストを実施。ここが壊れていると、コンプレッサー始動時に再び大きな電流が流れてしまい、新基板を付けても同じ結果に…という悪循環を招きかねません。幸い、R様の室外機は正常範囲でした。
4-3. 室内機の分解と基板の取替え
基板を新品に交換するには、室内機の下部や側面を外して内部配線を一時的に取り外す必要があります。
- 古い基板を外し、コネクタをすべて慎重に抜く
- 新しい基板を配置し、正しい位置にコネクタを挿し直す
- 配線の配列を間違えないよう写真やメモを使いながら作業
交換後は基板を固定し、カバーを仮止めした状態でテスト運転を行います。
4-4. 動作テストで電源復活❗️
新品基板を装着した後、ブレーカーを上げてリモコンを向けると――「ピッ」という起動音が。R様からは「おお、ついた!」という安堵の声が上がりました。エアコンが無事に電源を受け付け、冷房運転をスタート。室内機・室外機ともに異音や振動もなく、冷たい風が吹き出します。スタッフも「無事直ってよかったです」と笑顔で対応を終えました。
5. 修理費用と所要時間の目安
5-1. R様のケース
- 作業時間:3~4時間ほど(基板交換・配線チェック含む)
- 費用:部品代+工賃合わせて約5万円前後
基板交換費用はエアコンのメーカーや容量、年式によって大きく変動します。年数が経ちすぎている場合、部品そのものが入手困難で修理不可となるケースも…。また、コンプレッサーや他の主要パーツも故障していると、総額がさらに高くなる可能性があります。
5-2. 買い替えか修理かの判断
年式が新しい(購入後5~6年程度)場合は、修理して使い続けるメリットが大きいですが、10年以上経過していると買い替えの方が長期的にお得な場合もあります。
- 新機種なら電気代を抑えやすい
- 修理費が高額になると、新品購入との差額が少なくなる
Repair-zでは、お客様のライフスタイルや予算も踏まえ、買い替えと修理のメリット・デメリットを丁寧に説明しながら提案しています。
6. R様の感想:まさか基板が焼けていたなんて…
修理完了後、R様は「電源が入らないから、最初はリモコンが壊れたと思ってたのに…まさか基板が焼き切れてたなんて驚きでした」と話してくれました。確かに、目立った異常や煙、焦げ臭さが常時あったわけではないため、基板故障にたどり着くのは難しかった様子。
「エアコンの内部ってこんなに繊細なんですね。とりあえず直って良かったです。今度からはブレーカー容量や使い方にも気を配らないと…」とR様。あまりに低い温度設定でフルパワー運転を続けるのではなく、適度に設定温度を調整して電力負荷を下げることの大切さを改めて実感されたそうです。
7. 電源が入らないときにチェックすべきポイント
- リモコンの電池交換
- 基本中の基本。電池切れで操作不能になるケースは想像以上に多い
- 交換後も動かないなら、リモコン自体の故障か本体側の異常を疑う
- ブレーカー、コンセントの状態
- ブレーカーが落ちていないか? コンセントが抜けていないか?
- コンセントやプラグに焦げや変形がないか確認
- 室内機の“応急運転ボタン”
- リモコンがダメでも、本体ボタンなら動くかも?
- 応急運転も効かない場合は、本体内部の故障が濃厚
- 周辺の電気事情
- 家全体の契約アンペアは十分か? 他の大電力製品と同時使用で過負荷に?
- 漏電ブレーカーが作動していないかチェック
- 基板やコンプレッサーの故障
- プロでないと判別が難しい領域
- 異臭や焦げ跡、焼き付き痕があればすぐに専門業者へ連絡
8. 電源トラブル放置のリスク:火災や二次被害にも要注意
エアコンの電源が入らないと生活が不便になるだけでなく、以下のようなリスクも無視できません。
- 電気系統のさらなる損傷
- 基板が半端に焼けたまま通電しようとすると、他パーツに波及し故障が拡大
- 火災の危険性
- 配線ショートや基板焼損は発火に直結する可能性アリ
- 変な焦げ臭がする時点で使用を控え、すぐ業者に相談を
- 室内環境の悪化
- 夏場で使えないままだと室温が上がり、熱中症のリスク
- 逆に冬場の暖房が使えず、体調を崩す恐れ
- 電気代や時間のムダ
- 原因不明のまま何度もブレーカーを上げ下げしても、根本解決には至らない
- 修理を遅らせると結果的に作業が大掛かりになる場合も
電源系統のトラブルは、安全面の観点からも早期対応が必須です。決して無理に自分で分解せず、信頼できる業者へ連絡しましょう。
9. 予防策:エアコン電源トラブルを防ぐためにできること
9-1. 適切なブレーカー容量と専用回路の確保
エアコンは消費電力が大きいため、専用回路で運用することが基本。契約アンペアやブレーカー容量を見直して、余裕を持った電源環境を整えておけば、高負荷による基板焼損などを防ぎやすくなります。
9-2. 定期的なエアコンメンテナンス
内部にホコリや汚れが蓄積すると、冷却効率が落ちてコンプレッサーに負荷がかかりやすいです。シーズンごとにフィルター掃除、年1回程度のプロクリーニングを意識すると、結果的に電気系統にも優しい状態を保てます。
9-3. 力任せのフルパワー運転を控える
真夏に一気に18℃設定でフルパワー冷房を長時間続けると、エアコン内部は常に高負荷状態。室温が落ち着いたらこまめに設定温度を上げる、除湿モードを併用するなど、無理のない運転を心がけましょう。
9-4. 異変に早く気づく習慣を
- リモコン操作に遅延がある
- 立ち上がりにやたら時間がかかる
- 焦げ臭や異音がわずかにする
などの小さなサインを感じたら、早めに専門家に見てもらいましょう。
10. まとめ:エアコンの電源トラブルもRepair-zで早期解決❗️
エアコンの電源が全く入らないと、快適な住環境が一瞬にして奪われてしまいます。「ただのリモコン不良かも」と思いきや、内部基板の深刻なダメージが隠れているケースも。そうした電気系統の問題は、自力でどうにもできませんよね。
Repair-zなら、
- 24時間365日受付体制で緊急対応も万全
- エアコン電源のプロが原因を特定し、基板交換やコンプレッサー修理に対応
- 買い替えか修理か迷ったときにも丁寧にアドバイス
「最近エアコンが立ち上がりにくい…」「朝起きたらエアコンの電源が入らなくなった!」など、不安を感じたら今すぐRepair-zへご連絡ください。プロの目でチェックし、最適な解決策をご提示いたします。
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電源が入らないまま夏を越す・冬を越すのは大変危険。早めの点検・修理で、安心・快適なエアコンライフを取り戻しましょう❗️
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