キッチンにおいて、快適な調理環境を支える「換気扇」。毎日使うものだからこそ、突然の故障は非常に困るものです。今回は、長年使用された台所用換気扇が動かなくなってしまったお客様のご依頼を受け、最新モデルへの交換作業を行いました。
本記事では、実際の施工現場の写真を交えながら、換気扇の寿命や故障の原因、そしてプロによる交換作業の流れを詳しく解説します。「最近、換気扇の吸い込みが悪い」「異音がする」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 現況:長年の油汚れと経年劣化による故障
まずは施工前の状況です。お伺いしたところ、スイッチを入れてもモーターが回らず、全く換気ができない状態でした。

【写真①(IMG_2227.jpeg):長年使用された既存のプロペラファン換気扇。油汚れの蓄積とモーターの劣化が見られます。】
キッチンの換気扇、特にプロペラファンタイプは構造がシンプルですが、それだけに油汚れの影響を直接受けやすいという特徴があります。カバーを取り外すと、羽根や枠全体に油が固着しており、これが負荷となってモーターの寿命を縮めたものと推測されます。
住まいの電気に関するトラブルは、換気扇以外にも多岐にわたります。例えば、キッチンの手元灯などで以下のような症状はありませんか?
換気扇の故障を機に、キッチン全体の電気設備をチェックしておくことが、大きなトラブルを防ぐ近道です。
2. 原因:なぜ換気扇は故障するのか?
換気扇の寿命は一般的に10年〜15年と言われています。今回のケースでは、以下の要因が重なって故障に至りました。
- モーターの経年劣化:長年の回転により内部部品が摩耗。
- 油汚れの固着:調理時の油がモーター内部に侵入し、動作を阻害。
- 絶縁不良の懸念:古い製品の場合、内部配線の劣化によるショートも考えられます。
特に「焦げ臭い」などの異変がある場合は、火災の原因にもなりかねないため注意が必要です。配線の焦げに関するトラブルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
また、こうした電気機器の不具合を見極めるには、セルフチェックも有効です。
3. 撤去:古い本体を丁寧に取り外す
交換作業の第一歩は、古い換気扇の撤去です。油で固着している場合、無理に引き剥がすと壁面や木枠を傷めてしまうため、プロの技術で慎重に作業を進めます。

【写真②(IMG_2228.jpeg):既存の換気扇を完全に撤去し、木枠の開口部が露出した状態。】
本体を取り外した後は、新しい換気扇(今回はFTD-250)が隙間なく設置できるよう、木枠の周辺を清掃します。この際に、電源コンセントの状態も併せて確認します。古いコンセントは、プラグのゆるみや焦げが発生していることがあるためです。
撤去作業中に他の箇所の不具合(スイッチの反応が悪いなど)が見つかることも珍しくありません。
4. 施工:最新モデル FTD-250 の取り付け
今回新しく設置するのは、信頼性の高い FTD-250 です。プロペラファンタイプの中でも、清掃がしやすく、動作音も静かなモデルです。
木枠に合わせて本体を水平に固定し、ビスで確実に締め付けます。電源コードをコンセントに接続し、配線がファンの回転を邪魔しないよう固定します。
換気扇の交換と同時に「ついでにキッチンの照明もLEDに変えたい」とご相談いただくことも非常に多いです。費用感を知りたい方は、こちらの料金ガイドをご覧ください。
5. 完了:清潔で静かなキッチンへ
最後に前面カバーを取り付けて作業完了です。施工時間は約30分から1時間前後で、スピーディーに完了いたしました。

【写真③(IMG_2229.jpeg):新品のFTD-250が設置され、施工が完了したアフター写真。】
スイッチを入れると、以前の故障が嘘のように力強く、かつ静かに排気が始まりました。お客様からも「こんなに早く終わるなら、もっと早く頼めばよかった」とお喜びの声をいただきました。
もし、換気扇だけでなく照明周りでもトラブルを感じている場合は、以下のガイドも役立ちます。
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修理業者を選ぶ際は、トラブルを避けるために以下のポイントもチェックしておきましょう。
専門家の現場コメント
今回の施工は、典型的な経年劣化による台所換気扇の故障でしたが、早めにご相談いただいたことで木枠への油の浸透も最小限で済み、スムーズな交換が可能となりました。
換気扇は住宅設備の中でも特に過酷な環境で使用されるため、定期的なクリーニングが重要です。しかし、10年を超えた製品については、修理よりも今回のように最新の省エネモデル(FTD-250など)への交換をおすすめしています。モーターの効率が上がり、電気代の節約にも繋がるからです。
Repair-zでは、換気扇のみならず、照明の不具合やスイッチの交換、コンセントの増設など、住まいの電気トラブル全般に24時間365日対応しております。少しでも「おかしいな?」と思ったら、お気軽にご相談ください。プロの技術で、安心・安全な暮らしをサポートいたします。

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