「洗濯機が勝手に水をどんどん給水し続けて、気づいたら床に水が漏れ出していたんです…。慌てて止めようとしても操作が効かないというか、停止ボタンを押しても水が流れ続けて…。あわててコンセントを抜いたら止まりましたけど、その頃には床がビショビショで…。Repair-zさん、こんな“給水暴走”状態でも直せるんでしょうか？ 水浸しはもう勘弁です…！」
「給水が止まらずに溢れるのは大問題ですね…。床や家財に被害が及ぶだけでなく、二次的な漏電やカビのリスクも高いです。でも大丈夫、給水が暴走する原因はいくつかありますが、適切な修理をすれば止まらない水を解消できる可能性が高いですよ！ 今から急いでお伺いし、洗濯機内部のバルブやセンサーを入念にチェックします。早めに対処すれば大きなダメージを防げるのでご安心ください！」
1. 洗濯機が給水し続けて溢れる…家の中が水浸しに
洗濯機を使う上で、給水が止まらないのは恐ろしいトラブルです。通常なら満水になると自動で給水が止まり洗い工程に移行しますが、何らかの不具合で延々と水が流れ続け、最悪は床や周囲が浸水する事態に。特に気づかず放置すると1回の洗濯だけで大量の水が漏れ出し、床板や下階への被害が甚大になることもあります。
今回は、給水が止まらずあわや床上浸水状態だったK様の事例をもとに、給水暴走の原因や解決方法を細かく解説します。同様の恐怖を感じている方は、ぜひ最後までお読みいただき、早めの対処を検討してみてください❗️
2. 給水暴走が起きる主な原因
洗濯機が「満水になっても水が止まらない」「操作しても給水が延々続く」といった症状は、主に以下のような要因が考えられます。
- 給水バルブ（電磁弁）の故障
- バルブが開きっぱなしで閉まらず、操作信号を受け付けない
- 電磁コイル焼け付きや、内部バルブが固着している
- 水位センサー（プレッシャースイッチ）の不具合
- 水が一定量に達しても「水位が低い」と誤判断し給水を続ける
- ホース・センサーに詰まりや破れがあり、正しい圧力を測れない
- 基板やリレーの誤作動
- 給水OFFの信号が出ず、バルブへ「給水続行」の指示を送りっぱなし
- 配線ショートやコンデンサ劣化などで制御が効かない
- フロートスイッチの固着（一部機種）
- 洗濯機底にあるフロートが動かず、水位検知を行わない
- フロートがカビや糸くずで引っかかり、上がらない
- 蛇口や給水ホースのトラブル
- 蛇口が壊れていて水が流れっぱなし
- ホースの逆止弁が故障して止まらないパターン（ただし稀）
- 排水不良による自己循環（ごく稀）
- 排水と給水が同時進行でバランスが崩れ、永遠に給水
- 異常回路でバルブが勝手にオンオフを繰り返す
K様の例では「コンセントを抜くまで水が止まらなかった」というので、給水バルブが開きっぱなしか水位センサーが誤作動している可能性が高いと推測。Repair-zは現地でさっそく調査を開始しました。
3. K様宅の現地調査：水位センサー＆バルブのダブル異常
3-1. 給水バルブ（電磁弁）のテスター確認
まずは洗濯機上部や背面を開け、給水バルブにテスターを当てると、通電オフでも若干の導通が確認され、弁が閉じきれない状態。通電が切れてもバルブ内部が固着していると、物理的に水が止まらないと判明。
3-2. 水位センサー（ホース）の汚れ・劣化
水位センサーもチェックすると、細いホース部分に黒いカビ・汚れが見つかり、プレッシャースイッチの作動がスムーズに行われていない様子。水位が上がっても気圧が正しく伝わらず、センサーが「まだ水が少ない」と判断し、給水指令を出し続ける可能性が浮上。
3-3. 基板は概ね正常
制御基板を目視とテスターで確認したところ、特に焼け焦げや不具合は見当たらず。バルブへのオン/オフ信号自体は適切に出ている。にもかかわらず、バルブが閉じない状態だった点からもバルブ故障が主原因といえます。
総合診断：
- バルブが物理的に開きっぱなし → コンセント抜きまで給水継続
- 水位センサーも汚れて誤作動 → 本来の満水判定が遅れて、溢れる事態を助長
4. 解決策：給水バルブ交換＆水位センサー清掃・補修
4-1. 給水バルブ（電磁弁）交換
弁が固着・破損している場合、部品交換が最も確実。
- 古いバルブを取り外し、コネクタと給水ホースを慎重に外す
- 新品バルブを同じ位置にはめ込み、配線・ホースを正しく接続
- 漏れがないかテストし、給水指令オンオフで弁が動くのを確認
4-2. 水位センサーホースの清掃・センサー補修
次に水位センサーホースを取り外し、カビや汚れを洗浄。場合によってはホース自体を交換する。プレッシャースイッチ部品も動作テストし、問題があれば部品交換。今回はホースの清掃でOKだったが、センサー本体にもカビが侵入している場合は本体交換がベター。
4-3. 動作テスト：満水時の給水停止を確認
修理後、給水開始 → 水位が設定量に達したか → バルブが自動的に閉じるか試運転。
- 正常に閉まり、溢れないか
- 水位センサーが正確に満水を検知し、エラーが出ないか
問題なく止まれば作業完了。最後にホース接合部や洗濯機下部に水漏れがないか最終確認する。
5. 修理費・所要時間：K様の場合
5-1. 作業内容
- 給水バルブ（電磁弁）交換
- 水位センサーホースの洗浄・補修
- 試運転で給水動作をチェック
5-2. 所要時間
2～3時間程度。部品が事前取り寄せできれば1日で済む。
5-3. 費用相場
- 給水バルブ部品：2,000～5,000円程度（機種による）＋工賃
- 水位センサーホース交換or清掃：工賃中心（部品代も数百～1,000円程度）
- 合計1万5,000円前後～2万円弱が目安
K様は約1万8,000円ほどで対応完了し、「床板の張り替えまでは不要になったので、早めに修理して本当によかった」と安堵されていました。
6. K様の感想：「水浸し地獄から救われました！」
修理後、K様は「給水がちゃんと止まるってこんなに安心なんですね…。今までコンセントを抜かなきゃ止まらないなんて信じられない状況でしたが、それが一発で直ってよかったです！」と大喜び。床への二次被害を懸念していたとのことで、「もうあんな水浸しは見たくない」としみじみ話されていました。
さらに、「水位センサーのホースにあんなにカビやヌメリがあったなんて…。やっぱり裏側で色々起きてるんですね。もっと早く依頼していれば床がここまで濡れずに済んだかもしれない」とのこと。改めて家電の内部メンテナンスと早期点検の大切さを痛感されたようです。
7. 給水が止まらず溢れ続ける…放置すれば危険が拡大
給水トラブルを「なんとかなるだろう」と放置していると、以下のような深刻な事態に陥る恐れがあります。
- 家屋の浸水・床材のダメージ
- 大量の水が床に広がり、フローリングや壁紙が傷む
- 賃貸だと退去時に修繕費が大きく請求される可能性
- 下階への漏水トラブル
- マンションや2階設置などで、階下に漏水し大きな損害賠償問題に発展
- 近隣トラブルに繋がりかねない
- 電気的リスク・感電の可能性
- 水がモーターや基板に接触してショート → 火災・漏電リスク
- 電源コード周辺が水浸しで感電事故の危険
- カビ・雑菌の繁殖
- 床材や洗濯機下部に水が溜まり、雑菌が増殖してカビ臭や健康被害に
- 床が腐食するケースもある
- 莫大な水道代・時間ロス
- ひたすら水を流し続ける → 水道代が異常に高騰
- 家事をすすめることもできず、生活全体が混乱
以上から、溢れた水を拭き取るだけでは根本解決にならず、機器内部を早めに修理する必要があると言えます。
8. 給水トラブルを予防するポイント
8-1. 給水ホースと蛇口の接合部を定期チェック
ホースのパッキンが劣化していないか、蛇口がしっかり閉められるかなどを見ておく。しばらく使っていない蛇口の場合は水漏れテストを行うと安心。
8-2. 水位センサー系の簡易メンテナンス
市販の洗濯槽クリーナーや槽洗浄モードを使って、カビ・ヌメリを減らすと水位ホースの詰まりリスクも下がる。数ヶ月に一度は意識的に行うと良い。
8-3. 給水バルブ（電磁弁）の音・挙動を意識
洗い開始時に「カチッ」という給水バルブの開閉音が聞こえるはず。異常にうるさい・遅い・止まらないなど違和感を覚えたら点検を依頼しよう。
8-4. 長期不在時は蛇口を閉める
旅行や出張で家を空ける場合、洗濯機蛇口をしっかり締めておくと、万一のバルブ故障時にも水が暴走しにくい。
8-5. 洗濯開始前後に様子を観察
スタートしてすぐ、給水が異常に続く気配がないか、終了後も異音や水漏れがないかをチェック。普段から少し気を配るだけで大きな水害を未然に防げる。
9. よくあるQ&A：洗濯機が溢れる場合の疑問
Q1. コンセントを抜いたら水が止まった…なぜ？
A1. 給水バルブは電気信号で開閉制御しているので、電源を切れば弁自体も閉まる設計になっているケースが多いです。逆に言えば通電状態だとバルブが強制的に開きっぱなしという故障の可能性が高いので、即修理が必要です。
Q2. 蛇口を完全に閉めれば漏水しないなら、このまま使っても平気？
A2. 毎回洗濯のたびに蛇口を開け閉めするのは手間ですし、根本的に洗濯機の故障を放置している状態。部品の劣化が進む恐れもあり、本末転倒でしょう。早めに修理を。
Q3. どれくらいの水量が溢れたら床や家に大打撃を受ける？
A3. 一概に言えませんが、数分～十数分止まらず流れ続けるだけで床が水浸しになる可能性が。集合住宅だと下階へ漏れるリスクも高い。短時間でも油断できません。
Q4. 井戸水や自宅ポンプ使用で高水圧だけど影響ある？
A4. 高水圧だと故障時の給水速度が非常に速く、溢れる量も多くなり被害拡大の恐れ。バルブやセンサー故障との相乗効果で短時間で大惨事になりやすいので特に注意が必要です。
Q5. 給水が止まらなかったのにエラー表示が出ないのはなぜ？
A5. 機種によっては満水を判定していない（センサー誤作動）場合、エラーではなく普通に洗い工程に入ろうとして水を追加し続けることがあります。結果的に溢れてしまうが、エラーコードでは捉えきれないケースですね。
10. まとめ：洗濯機の水が止まらず溢れたら、Repair-zで即修理❗️
給水が暴走し、洗濯機から水が溢れ続ける事態は、家の中を一気に水浸しにする恐ろしいトラブル。床や壁、家具の被害ばかりかマンションだと下階漏水で賠償問題に発展しかねません。K様のように、給水バルブ故障＋水位センサー誤作動が併発するケースも多く、コンセントを抜かなければ止まらない状況はまさに緊急事態です。
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