🛋️ リビングの電気だけつかない…複数部屋での異常の原因と対処法

「あれ?リビングの電気だけつかない…」 「他の部屋は普通なのに、リビングだけ真っ暗…」🕯️

そんな経験、ありませんか? 家全体が停電しているわけではないのに、特定の部屋だけ電気がつかない。 それは、リビング回路だけで発生しているトラブルのサインです。

実はこの症状、Repair-zでも年間を通して非常に多い出動依頼のひとつです。 原因は単純な電球切れから、配線の経年劣化、さらには漏電ブレーカーの局所作動までさまざま。 この記事では、プロが現場で行う診断手順をもとに、 リビングの電気だけがつかない原因と対処法を分かりやすく解説します💡


💡 まず確認!リビングの電気がつかないときの初動3ステップ

「つかない!」と焦る前に、次の順番でチェックするのが基本です。

  1. 他の照明・コンセントが使えるか確認
    → 同じリビング内でも、照明とコンセントは別回路のことがあります。
  2. ブレーカーを確認
    → 部屋ごとに小ブレーカーが設けられている住宅では、リビング回路のみOFFになっていることがあります。
  3. 電球・スイッチ・リモコンの電池を確認
    → 意外と多いのがリモコンの電池切れ!LED照明でもリモコン経由で動かしている場合は要注意です。

これで改善しない場合は、配線・照明器具・ブレーカー系統に問題があると考えましょう。


⚙️ リビングの電気だけがつかない主な原因6つ

Repair-zが現場で確認した事例をもとに、代表的な原因を6つ紹介します。

① スイッチ・リモコンの不良

照明スイッチが内部で断線していたり、リモコン受信部が故障しているケースです。 壁スイッチは頻繁に使われるため、接点が摩耗して通電しなくなることがあります。

また、リモコン式照明では、受信ユニットの基板劣化で電波を受け取れなくなることも。 リモコンが効かないときは、別の照明に向けて反応するかテストしてみましょう。

② 照明器具の内部故障

LEDや蛍光灯の照明器具内部には「電源ユニット」や「安定器」が内蔵されています。 これが故障すると、電球を替えてもつかなくなります。

また、シーリング接続部の緩みもよくある原因です。 照明を一度外して、「カチッ」と確実に固定されているか確認してみてください。 取り付け時は必ずブレーカーをOFFにしましょう。

③ 回路の部分的な断線・劣化

リビングだけつかない場合、壁や天井内の配線で断線が起きている可能性があります。 築20年以上の住宅では、電線の被膜が劣化して金属部分が露出し、通電が途絶えることがあります。

「リビングの一角だけ暗い」「一部のスイッチだけ効かない」場合は、部分断線の典型です。

④ コンセント系統のトラブル

照明と同じ回路にコンセントが接続されている場合、 過電流が流れると照明も同時に落ちることがあります。

特にリビングでは、テレビ・エアコン・加湿器など多くの家電を同時使用するため、 ブレーカー容量を超えやすいのです。

この場合、他のコンセントに電気が来ているか確認することで、 回路単位のトラブルかどうかを判断できます。

⑤ 漏電ブレーカーの局所作動

全体停電ではないのに一部だけ電気が落ちている場合、 漏電ブレーカーが“部分回路のみ”遮断していることがあります。

特に、リビングの照明回路がキッチンや廊下と共有されている場合、 どこかで水や湿気による漏電が起きていることも。

この場合は、ブレーカーを一度全OFF→順にONにして動作を確認。 再び落ちるようであれば、専門業者の点検が必要です。

⑥ 配線の施工ミス・接続不良

新築やリフォーム直後の住宅で多いのがこれ。 配線ジョイント部分の圧着不良や、端子台の緩みなどで接触が途切れます。

「完成直後からリビングだけつかない」「何度も点いたり消えたりする」場合は、 施工不良の可能性もあります。


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🧠 リビングでの“部分停電”を見極めるコツ

リビングの電気がつかないとき、次の点を確認すると原因が絞れます👇

  • 照明だけつかない → 器具またはスイッチの問題
  • 照明+一部コンセントも使えない → 回路またはブレーカーの問題
  • 他の部屋も一部つかない → 漏電・配線トラブルの可能性

また、夜中や湿気の多い日だけ落ちる場合は、 湿気による漏電が疑われます。 これはDIYでの対処が難しく、電気工事士の絶縁測定が必要です。


🧰 自分でできる安全な確認方法

資格がなくても安全にできる確認方法を紹介します。

① ブレーカーのON/OFFを確認 ② 別の照明や家電を同じコンセントに挿して動作確認 ③ リモコンの電池交換・再設定 ④ シーリングライトの接続確認(カチッと音がするまで固定) ⑤ 焦げ臭いや変色があれば即停止・通電NG

これ以上の作業(器具分解・配線確認など)は危険です⚠️ 無理に触らず、Repair-zへ相談しましょう。


💰 修理・交換の費用目安

Repair-zでの平均的な料金帯は次の通りです。

  • 照明器具交換:8,000〜20,000円
  • 壁スイッチ交換:5,000〜12,000円
  • 配線点検・断線修理:15,000〜30,000円
  • 漏電・絶縁測定:8,000〜20,000円
  • ブレーカー交換・増設:12,000〜25,000円

リビングは家族が集まる中心の場所。 安全・快適に過ごすためにも、早めの点検をおすすめします。


🧯 危険サインを見逃さないで!

次のような状態があれば、電気事故の危険があります。

  • 照明をつけると「パチッ」と音がする
  • スイッチ周辺が熱い/焦げ臭い
  • 照明器具が一瞬点くがすぐ消える
  • 電気をつけた途端にブレーカーが落ちる
  • コンセントや照明付近に黒ずみがある

これらはすべて内部配線の異常サイン。 火災や感電の前兆であることもあります。


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(この記事はRepair-z電気トラブルチームが監修しています)

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